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04 預け先とお金

シニア犬のペット保険:何歳まで入れる?更新と既往症の確かめ方

この記事のポイント

  • ペット保険に新しく入れる年齢の上限は、保険会社・商品・補償割合のプランで違います。公式サイトで確認できた例では、満7歳以下から12歳11か月までで、8歳以上が入れる高齢犬向けの商品もあります。
  • 入ったあとは1年ごとに更新する商品が多く、終身で続けられると案内している商品もあります。
  • 加入の前からある病気やけが(既往症)は補償されないのが基本で、告知の内容によっては、特定の病気や体の部位を補償しない条件がつくことがあります。
  • 比べるときは、加入年齢・更新・既往症の扱い・補償の範囲・保険料の上がり方を、重要事項説明書で同じ項目にそろえて確かめます。

シニア犬が新しくペット保険に入れる年齢の上限は、保険会社や商品、補償割合のプランによって違います。公式サイトで確認できた例では、満7歳以下から12歳11か月までで、8歳以上が入れる高齢犬向けの商品もあります。加入の前からある病気やけが(既往症)は補償されないのが基本なので、持病がある犬は告知の内容を保険会社に相談してから申し込みましょう。比べるときは、加入年齢だけでなく、更新と既往症の扱い、保険料の上がり方を同じ項目にそろえて確かめます。

このページは特定の保険をすすめるものではありません。内容は2026年10月23日に各社の公式サイトで確認したもので、契約の前には必ず重要事項説明書と約款を確かめてください。

ペット保険は何歳まで入れる?新規加入の年齢上限

ペット保険の新規加入とは、いま保険に入っていない犬が、新しく契約することです。年齢の上限は、次のように商品ごとに違います(会社名の50音順)。

保険会社・商品新しく入れる年齢続け方
アイペット損保「うちの子」30%プラン:12歳11か月まで/50%プラン(犬):7歳11か月まで/70%プラン:7歳11か月まで保険期間1年、2年目以降は自動継続
アニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ」7歳11か月まで取扱代理店のページに記載がなかったため、アニコム損保の公式ページと重要事項説明書で確認を
アニコム損保「どうぶつ健保しにあ」8歳以上(上限なし。審査によって引き受けられない場合あり)原則、終身まで継続できる(例外があると注記あり)
PS保険(ペットメディカルサポート)生後30日以上、8歳11か月まで終身で継続できる
ペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム」生後45日以上、満7歳以下自動継続で、終身にわたって補償を続けられる

出典:アイペット損害保険「うちの子」、三井住友銀行「どうぶつ健保ふぁみりぃ」「どうぶつ健保しにあ」(引受保険会社:アニコム損害保険)、PS保険 公式サイト、ペット&ファミリー損害保険「げんきナンバーわんスリム 重要事項説明書」(2026年10月23日に確認)。アニコム損害保険の2商品は、公式サイトがメンテナンス中で確認できなかったため、取扱代理店(三井住友銀行)のページで確認しました。申し込む前に、アニコム損害保険の公式ページと重要事項説明書で条件を確かめてください。

ここに載せたのは、公式の情報を確認できた一部の商品です。ほかにも多くの保険会社・商品があります。

入ったあとの更新は?年をとっても続けられる?

ペット保険の多くは、1年ごとに契約を更新(継続)する形です。シニア犬では、年をとってからも続けられるか、病気をしたあとに条件が変わらないかが大切になります。

  • アイペット損保「うちの子」は、前年度にかかった病気によって継続の条件がつかないと案内しています。
  • PS保険は、加入以降は終身で継続できると案内しています。
  • ペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム」は、契約後の病気やけがを理由に補償内容は変わらないと案内しています。

保険料は、年齢が上がると変わる商品が多くあります。たとえばアイペット損保は犬12歳から、PS保険は12歳以降(一部の特約を付けた場合を除く)、ペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム」は10歳以上で、保険料が一定になると案内しています。

出典:アイペット損害保険「うちの子」、PS保険 公式サイト、ペット&ファミリー損害保険「げんきナンバーわんスリム」(2026年10月23日に確認)

既往症(持病)があっても入れる?告知と補償の範囲

既往症とは、保険に入る前からかかっている、またはかかったことのある病気やけがのことです。ペット保険では、申し込むときに犬の健康状態や病歴を答える「告知」があります。

  • アイペット損保は、告知の内容によって、引き受けられない場合や、特定の病気や体の部位を補償しない条件で引き受ける場合があると案内しています。
  • ペット&ファミリー損保は、初年度の保険期間の初日にすでに生じていたけが・病気(既往症)には保険金を支払えないとしています。
  • アニコム損保「どうぶつ健保しにあ」の取扱代理店ページは、健康状態などを事実と違って告知した場合、保険金が支払われないことがあると案内しています。

出典:アイペット損害保険「ご契約について」、ペット&ファミリー損害保険「げんきナンバーわんスリム 重要事項説明書」、三井住友銀行「どうぶつ健保しにあ」(2026年10月23日に確認)

告知は、かかりつけの動物病院の記録を見ながら、正確に答えることが大切です。病歴がわからないときは、病院に確かめてから申し込みましょう。

待機期間とは?入ってすぐは補償されないことも

待機期間とは、保険に入ってから補償が始まるまでの、保険金が支払われない期間のことです。商品によって、あるものとないものがあります。

商品待機期間
アイペット損保「うちの子」なし(と案内)
ペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム」初年度のみ。病気は補償開始から31日目以降、がんは91日目以降が対象

出典:アイペット損害保険「うちの子」、ペット&ファミリー損害保険「げんきナンバーわんスリム 重要事項説明書」(2026年10月23日に確認)

シニア犬のペット保険の比べ方

保険を比べるときは、次の項目を同じ表にそろえると違いがわかりやすくなります。

  1. 加入できるか:新しく入れる年齢の上限と、告知で入れない病気がないか
  2. 続けられるか:更新のしかたと、病気をしたあとに条件がつくか
  3. 何が補償されるか:通院・入院・手術のどれか、補償割合、1年の上限
  4. 補償されないもの:既往症、待機期間、補償されない部位・病気
  5. 保険料の上がり方:年齢とともにいくらになるか、何歳で一定になるか

保険料や補償の内容は、見積もりと重要事項説明書で確かめてください。保険に入らずに、医療費のために貯金しておく考え方もあります。

夜間に急に病院にかかったときの料金の目安は、夜間・休日に動物病院を探すにはにまとめています。

よくある質問

ペット保険は、何歳まで新しく入れますか?

保険会社と商品で違います。公式サイトの例では、ペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム」は満7歳以下、アニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ」は7歳11か月まで、PS保険は8歳11か月まで、アイペット損保「うちの子」は30%プランが12歳11か月までです。アニコム損保「どうぶつ健保しにあ」は8歳以上が対象で、上限はないと案内されています。

持病があっても、ペット保険に入れますか?

告知の内容によって、入れない場合や、特定の病気や体の部位を補償しない条件で入れる場合があります。また、加入の前からある病気やけがは補償されないのが基本です。申し込む前に、保険会社に告知の内容を相談してください。

年をとると、更新を断られることはありますか?

商品によって違います。アイペット損保は、前年度にかかった病気によって継続の条件がつかないと案内しています。PS保険やペット&ファミリー損保は、終身で継続できると案内しています。継続の条件は、重要事項説明書で確かめてください。

シニア犬に、ペット保険は必要ですか?

必要かどうかは、犬の状態や家計、貯蓄の考え方によって違うため、一概には言えません。保険料と補償の内容、加入できない・補償されない病気がないかを確かめたうえで、家族で判断してください。

シニア犬のペット保険で確かめることリスト

印刷して、終わったものに印をつけて使えます。

  • 新しく入れる年齢の上限(補償割合のプランで違うことがある)
  • 更新のしかた(1年ごとの自動継続か、終身で続けられるか)
  • 更新のときに、前の年の病気で条件がつくことがあるか
  • 告知で聞かれること。入れない病気や、補償されない部位がつく場合
  • 待機期間(入ってから補償が始まるまでの期間)があるか
  • 通院・入院・手術のどれが補償されるか。補償割合と1年の上限
  • 年齢とともに保険料がどう上がるか。何歳で一定になるか
  • 夜間の診療や、かかりつけ以外の病院でも補償されるか

いぬのながいき手帖 https://inu-nagaiki.com/articles/senior-inu-hoken/

参考にした情報

制度や料金は変わることがあります。最新の情報は、各機関・施設の公式サイトや窓口でご確認ください。

この記事の更新履歴

  •  公開しました。

次に内容を見直す予定:2027年4月ごろ

内容の誤りや古い情報にお気づきの方は、お問い合わせからお知らせください。

この記事を書いた人

いぬのながいき手帖 編集部

老犬の介護・預け先・お別れについて、環境省・厚生労働省・自治体などの公的な情報と、獣医師の監修をもとに記事を作成しています。受診の目安など体に関わる内容は、獣医師の確認を経たものだけを公開します。

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