犬の平均寿命は何歳?大きさ別の目安と、長く一緒に暮らすために
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この記事のポイント
- 一般社団法人ペットフード協会の調査では、2025年の犬の平均寿命は14.82歳でした。
- 大きさ別では、超小型犬15.28歳、小型犬14.59歳、中・大型犬13.63歳で、体の小さい犬ほど長い傾向です。
- 平均寿命は、ひとつの調査で出された全体の平均です。目の前の犬があと何年生きるかを示すものではありません。
- 「立てなくなった」「寝てばかり」などの変化だけで、寿命が近いかはわかりません。気になる変化は、かかりつけの動物病院に相談してください。
犬の平均寿命は14.82歳です。これは、一般社団法人ペットフード協会の2025年の全国犬猫飼育実態調査の数字です。大きさ別では、超小型犬15.28歳、小型犬14.59歳、中・大型犬13.63歳で、体の小さい犬ほど長い傾向があります。ただし平均寿命は全体の平均で、目の前の犬があと何年生きるかを示すものではありません。
犬の平均寿命は何歳?
平均寿命とは、ここでは調査で集めた犬の寿命の平均のことです。ペットフード協会の調査では、犬の平均寿命は次のとおりでした。
| 調査年 | 犬全体 |
|---|---|
| 2022年 | 14.76歳 |
| 2023年 | 14.62歳 |
| 2024年 | 14.90歳 |
| 2025年 | 14.82歳 |
出典:一般社団法人ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」2024年・2025年「犬 飼育・給餌実態と支出」(2026年10月23日に確認)
2024年の調査は、2024年10月にインターネットで行われ、20〜79歳の犬や猫の飼い主など2,582人が回答しています(飼育者調査)。平均寿命の数字の出し方(どの質問から、どう計算したか)は、資料には書かれていません。
年によって数字は上下しますが、14歳台後半で推移しています。
小型犬・中型犬・大型犬で寿命は違う?
同じ調査では、大きさ別の平均寿命も出ています。
| 調査年 | 超小型犬 | 小型犬 | 中・大型犬 |
|---|---|---|---|
| 2022年 | 15.31歳 | 14.28歳 | 13.81歳 |
| 2023年 | 15.07歳 | 14.29歳 | 13.86歳 |
| 2024年 | 15.13歳 | 14.78歳 | 14.37歳 |
| 2025年 | 15.28歳 | 14.59歳 | 13.63歳 |
出典:一般社団法人ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」2024年・2025年「犬 飼育・給餌実態と支出」(2026年10月23日に確認)
4年とも、超小型犬がいちばん長く、中・大型犬がいちばん短くなっています。なお、超小型犬・小型犬・中・大型犬の分け方(体重などの基準)は、資料には書かれていません。
犬種によって寿命は違う?
犬種ごとの平均寿命は、ペットフード協会の調査では出ていません。ペット保険のアニコムがまとめた「家庭どうぶつ白書2025」では、保険の契約のデータから、契約の多い40犬種の平均寿命を出しています。いくつかの犬種を抜き出すと、次のとおりです。
| 犬種 | 大きさ | 平均寿命 |
|---|---|---|
| トイ・プードル | 小型犬 | 15.3歳 |
| ミニチュア・ダックスフンド | 小型犬 | 14.7歳 |
| 柴 | 中型犬 | 14.7歳 |
| チワワ | 小型犬 | 13.7歳 |
| ポメラニアン | 小型犬 | 13.8歳 |
| ウェルシュ・コーギー・ペンブローク | 中型犬 | 12.3歳 |
| ラブラドール・レトリーバー | 大型犬 | 12.7歳 |
| フレンチ・ブルドッグ | 中型犬 | 11.1歳 |
| ゴールデン・レトリーバー | 大型犬 | 10.7歳 |
| バーニーズ・マウンテン・ドッグ | 大型犬 | 8.4歳 |
出典:アニコム「家庭どうぶつ白書2025」第2部 第4章「どうぶつの寿命」図表2-4-2(2023年度のデータ)(2026年10月23日に確認)
この数字は、2008年4月〜2024年3月にアニコム損保の契約を始めた犬について、年齢ごとの契約数と、亡くなって解約された数から計算したものです(0歳時点の平均余命)。大きさは、平均体重10kg未満を小型犬、10kg以上20kg未満を中型犬、20kg以上を大型犬としています。保険に入っている犬のデータなので、ペットフード協会の数字とは出し方も対象も違います。
同じ大きさでも、犬種によって差があることがわかります。ただ、これも犬種ごとの平均です。同じ犬種でも、一頭一頭の寿命はさまざまです。
犬の年齢を人間に換算すると?
犬は人よりも早く年をとります。環境省の換算表では、大きさによって年のとり方の目安が変わり、大型犬のほうが早く年をとるとされています。
犬の年齢を人の年齢に換算した目安は、犬の年齢換算で確かめられます。シニア期がいつから始まるかは、シニア犬は何歳から?にまとめています。
「立てない」「寝てばかり」は寿命のサイン?
老犬が立てなくなった、寝てばかりいる、夜に歩き回る(徘徊)、同じところをぐるぐる回る、息が荒い、下痢が続く。こうした変化があると「寿命が近いのでは」と心配になります。けれども、ひとつの変化だけで、寿命が近いかどうかはわかりません。体の具合が関係していることもあるため、気になる変化は、かかりつけの動物病院に相談してください。
こんなときは、すぐ動物病院に電話してください
- 急に立てなくなった
- 呼吸が荒い・苦しそう
- ぐったりして、呼んでも反応がにぶい
- 下痢や嘔吐をくり返す
- 急に同じところをぐるぐる回る、ふらつく
いつもと違うと感じたら、いつから・どんな様子かをメモしておくと、病院で伝えやすくなります。夜間や休日の病院の探し方は、夜間・休日に動物病院を探すにはにまとめています。
長く一緒に暮らすために、シニア期に準備したいこと
寿命を延ばす方法を断定することはできませんが、変化に早く気づけるように準備しておくことはできます。
- ふだんの食べる量・散歩の距離・寝ている時間を記録しておく
- シニア期の健康診断の受け方を、かかりつけの病院で相談しておく
- 夜間や休日に診てくれる病院を、元気なうちに調べておく
- 介護が必要になったときの預け先や費用を、家族で話しておく
いまの介護の段階は介護ステージチェックで確かめられます。
よくある質問
犬の平均寿命は何歳ですか?
一般社団法人ペットフード協会の全国犬猫飼育実態調査では、2025年の犬の平均寿命は14.82歳でした。2022年は14.76歳、2023年は14.62歳、2024年は14.90歳です。
小型犬と大型犬では、寿命が違いますか?
同じ調査の2025年の数字では、超小型犬15.28歳、小型犬14.59歳、中・大型犬13.63歳でした。2022年〜2025年のどの年も、超小型犬がいちばん長くなっています。
犬種によって寿命は違いますか?
アニコム「家庭どうぶつ白書2025」の2023年度のデータでは、トイ・プードル15.3歳、柴14.7歳、チワワ13.7歳、ゴールデン・レトリーバー10.7歳など、犬種によって差がありました。保険の契約データから出した数字で、同じ犬種でも一頭一頭の寿命はさまざまです。
老犬が立てなくなったら、寿命が近いのですか?
立てなくなる理由はさまざまで、それだけで寿命が近いかどうかはわかりません。急に立てなくなったときは、かかりつけの動物病院に電話して相談してください。
犬の15歳は、人間でいうと何歳ですか?
環境省の換算表をもとにした目安は、当サイトの犬の年齢換算(/nenrei/)で確かめられます。大きさで換算の目安が変わります。
参考にした情報
- 一般社団法人ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」2025年 犬 飼育・給餌実態と支出(平均寿命)
- 一般社団法人ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」2024年 犬 飼育・給餌実態と支出(平均寿命)
- 一般社団法人ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」2024年 調査概要
- 環境省 自然環境局 動物愛護管理室 パンフレット 7ページ「犬・猫の年齢と人間の年齢への換算表」
- 一般社団法人ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」(2024年・2025年の資料一覧)
- アニコム「家庭どうぶつ白書2025」第2部 第4章「どうぶつの寿命」
制度や料金は変わることがあります。最新の情報は、各機関・施設の公式サイトや窓口でご確認ください。
この記事の更新履歴
- 獣医師の監修を経て公開しました。
- ペットフード協会の2025年調査の数字に更新しました。
- 出典と数字を確認し、確認できなかった点の書き方を直しました。
- 数字と出典を確認しました。
次に内容を見直す予定:2027年1月ごろ
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この記事を書いた人
老犬の介護・預け先・お別れについて、環境省・厚生労働省・自治体などの公的な情報と、獣医師の監修をもとに記事を作成しています。受診の目安など体に関わる内容は、獣医師の確認を経たものだけを公開します。