老犬がご飯を食べない。すぐ病院へ行くべきサインと、家でできること
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この記事のポイント
- 老犬がご飯を食べないときは、まず「水を飲んでいるか」「ほかにいつもと違う様子がないか」を確かめます。
- 迷ったら、かかりつけの動物病院に電話して、いつから・どのくらい食べていないかを伝え、判断してもらうのがいちばん確かです。
- 水も飲まない、吐く・下痢をくり返す、ぐったりしている、まったく食べない状態が続いているときは、すぐ動物病院に電話してください。
- 家では、ご飯を温める・ふやかす・器の高さを変えるなど、食べやすくする工夫を試せます。
老犬がご飯を食べないときは、まず水を飲んでいるか、吐く・ぐったりしているなどほかにいつもと違う様子がないかを確かめます。迷ったら、かかりつけの動物病院に電話して、いつから・どのくらい食べていないかを伝え、判断してもらうのがいちばん確かです。このページでは、電話の前に確かめることと、家で試せる工夫をまとめます。
まず確かめること
次のことを、メモに書き出してみてください。病院に電話するとき、このメモを読み上げれば様子が伝わります。
- いつから食べていないか(最後にしっかり食べたのはいつか)
- まったく食べないのか、少しは食べるのか
- 水を飲んでいるか
- おしっこ・うんちは出ているか、いつもと色やかたさが違わないか
- 吐いた、下痢をした、ぐったりしているなど、ほかの様子
- ふだん飲んでいる薬、持病
すぐ病院に電話したほうがいいサイン
こんなときは、すぐ動物病院に電話してください
- 水も飲まない
- 吐く・下痢をくり返す
- ぐったりして、呼んでも反応がにぶい
- まったく食べない状態が続いている(何日と決めず、迷ったら電話を)
夜間や休日で、かかりつけの病院がつながらないときの探し方はすぐ病院か確かめるにまとめています。
家でできる、食べやすくする工夫
病院で「様子を見ましょう」と言われたときや、食べる量が少しずつ減ってきたときに試せる工夫です。
家で試せること
- ご飯を人肌くらいに温めて、においを立たせる
- ドライフードをぬるま湯でふやかす
- 器を台にのせて、首を下げずに食べられる高さにする
- 1回の量を減らして、回数を分ける
- 手のひらから少しずつあげる
フードの種類を急に変えると、かえって食べなくなることもあります。切り替えるときは、かかりつけの病院に相談しましょう。
食べない日が続いて、つらいとき
愛犬が食べてくれない日が続くと、飼い主もつらくなります。「何か食べさせなければ」と自分を追いつめず、病院や家族と相談しながら進めてください。介護が長くなってきたら、老犬の介護に疲れたときも読んでみてください。
よくある質問
老犬がご飯を食べないけれど、水は飲みます。様子を見ていいですか?
水を飲めていても、まったく食べない状態が続くときは、日数を待たずにかかりつけの動物病院に電話して相談してください。少しは食べていて元気があるなら、食べた量と水を飲む量をメモしながら、家での工夫を試すこともあります。吐く・下痢・ぐったりしているなど、ほかの様子があるときはすぐ電話を。年をとった犬は、早めに相談すると安心です。
何日食べなかったら病院に行くべきですか?
迷ったときは、日数を待たずにかかりつけの動物病院に電話して相談してください。
好きなものなら食べます。おやつをあげてもいいですか?
持病や食事の制限がある犬もいるため、かかりつけの病院に相談してからにしましょう。
参考にした情報
- AAHA(米国動物病院協会)「Home Monitoring Tips for Senior Pets」(2023 AAHA Senior Care Guidelines 飼い主向け資料)
- American Kennel Club「Should You Warm Up Your Dog's Food?」
- 環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」(平成30年8月改訂版)
制度や料金は変わることがあります。最新の情報は、各機関・施設の公式サイトや窓口でご確認ください。
この記事の更新履歴
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この記事を書いた人
老犬の介護・預け先・お別れについて、環境省・厚生労働省・自治体などの公的な情報と、獣医師の監修をもとに記事を作成しています。受診の目安など体に関わる内容は、獣医師の確認を経たものだけを公開します。